「会議中にうとうとしてしまう」「朝起きても疲れが取れない」「妻から『夜中に息が止まっていた』と言われた」——こういった経験が続いているなら、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。
保健師として企業の健康管理に携わっていた頃、40代・50代の男性社員から「昼間の眠気がひどくて仕事に支障が出ている」という相談を多く受けました。詳しく話を聞いてみると、SASと診断されるケースが少なくなかったのです。
SASは日本では少なくとも200万人以上が罹患しているとされていますが、そのうち実際に治療を受けている方はごく一部だと言われています。「いびきがひどいのはそういう体質だから」と長年放置している方も多いのではないでしょうか。でも、放置し続けることにはリスクがあります。この記事では、SASとは何か、どのような症状があるのか、そして具体的な治療・改善法を保健師目線でわかりやすくお伝えします。
この病気は、自分では気づけません
最初に、この病気の構造的な問題をお伝えします。
呼吸が止まっているのは睡眠中です。つまり、本人は寝ています。だから止まっていることに気づけません。しかも呼吸が再開するときに脳が一瞬覚醒するのですが、この覚醒は記憶に残りません。本人の自覚としては「朝まで寝ていた」ことになります。
その結果、こうなります。
- 「よく寝たのに疲れが取れない」——本人にはこう感じられます
- 「夜中に何度も起きた」という自覚がない——実際には何十回と覚醒しているのに
- 日中の眠気を「歳のせい」「仕事が忙しいから」で説明してしまう
② 健診や人間ドックで指摘される
③ 別の症状で受診したときに、医師が疑う(高血圧が下がらない、日中の眠気、朝の頭痛)
①がいちばん多い入口です。指摘されたことがあるなら、それは軽く扱ってよい情報ではありません。一人暮らしの方は、この入口がないぶん見つかりにくくなります。
一人で確かめる方法はあります
同居する人がいない場合でも、手がかりは取れます。
- スマートフォンのいびき録音アプリ——一晩録音して、いびきが途切れる時間があるかを確認します。「ゴーッ…(無音)…ガッ」というパターンが典型です
- 朝の状態を記録する——起きたときに口が渇いている、頭が重い、夜中にトイレに起きる回数
- 日中の眠気を点数化する——セルフチェック(ESS)で数値にできます
録音で無音の時間が繰り返し出るなら、それは受診の十分な理由です。録音データを持っていくと、話が早く進みます。
「死にますか」に、正確に答えます
検索でよく出てくる問いなので、正面から答えます。睡眠時無呼吸そのもので、その夜に亡くなるということは、まずありません。呼吸が止まっても、体は覚醒して再開させるからです。
問題はそこではなく、何年も続いたときに起きることです。
体の中で、毎晩何が起きているか
呼吸が止まるたびに、次のことが繰り返されます。
- 血液中の酸素が下がる
- 体が「危険だ」と判断して、交感神経が働く
- 血圧と心拍が跳ね上がる
- 脳が覚醒して呼吸が再開する(本人の記憶には残りません)
これが一晩に数十回から、重い場合は数百回。それが毎晩、何年も続きます。眠っているあいだ、心臓と血管は休めていません。
その結果、高まるもの
| 影響 | 内容 |
|---|---|
| 高血圧 | 薬を飲んでも下がらない高血圧の背景にあることがあります(高血圧) |
| 心筋梗塞・狭心症 | 血管への負担が毎晩続きます(狭心症の症状) |
| 脳卒中 | リスクが上がることが知られています |
| 不整脈 | 夜間の不整脈と関連します(不整脈) |
| 糖尿病 | インスリンの効きが落ちます。血糖が下がらない原因になっていることがあります(HbA1cを下げる方法) |
| 交通事故・労災 | ここが最も直接的な危険です。日中の眠気による事故は実際に起きています |
運転中や作業中に、意識が飛びそうになったことがある方は、それだけで受診の理由になります。職業ドライバーの方は特に、早めに調べてください。
逆に言えば、治療すればこれらは避けられます。血圧が下がる、日中の眠気が消える、血糖が改善する——治療の効果は比較的はっきり出る領域です。
ただのいびきと、何が違うのか
いびきをかく人がすべて睡眠時無呼吸というわけではありません。見分けるポイントは「音」ではなく「途切れるか」です。
| 見るところ | 単純ないびき | 無呼吸の疑い |
|---|---|---|
| いびきのパターン | 一定のリズムで続く | 途中で止まり、しばらく無音のあと、大きな音で再開する |
| 起床時 | 特に問題なし | 口が渇いている/頭が重い/熟睡感がない |
| 日中 | 普通 | 会議中や運転中に強い眠気 |
| 夜間 | — | トイレに何度も起きる(夜間頻尿と紛らわしい) |
| 体位 | 横向きで軽くなる | 横向きでも改善しないことがある |
4行目は見落とされます。夜中に何度もトイレに起きるのを前立腺の問題だと思っている方が多いのですが、無呼吸でも夜間の尿量が増えます。いびきの指摘と同時にあるなら、こちらも疑ってください。
いびき自体の原因や対策はいびきはなぜ起きるかに、パートナーとの問題はいびきがうるさいと言われたらにまとめてあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome、略してSAS)とは、眠っている間に何度も呼吸が止まる(または浅くなる)状態を繰り返す病気です。医学的には「10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上」起こる場合にSASと診断されます。
SASの種類
SASには主に2種類があります。
- 閉塞性SAS(OSAS):喉の筋肉が緩んで気道(空気の通り道)が物理的にふさがることで無呼吸になるタイプ。全体の9割以上を占め、いびきを伴うことが多い
- 中枢性SAS(CSAS):脳から呼吸筋への指令が止まってしまうタイプ。心不全などを伴う場合がある
40〜50代男性の多くは閉塞性SASです。この記事でも主に閉塞性SASについて解説します。
放置するとどうなるのか
「眠っている間のことだから、そこまで深刻ではないのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、SASは睡眠中に血中の酸素濃度が繰り返し低下するため、体と心に多くの影響を及ぼすとされています。
- 高血圧・心臓病・脳卒中のリスク上昇
- 糖尿病の悪化(インスリン抵抗性の増大)
- 交通事故・作業事故のリスク増(眠気による)
- 記憶力・集中力の低下
- うつ症状・気分の落ち込み
特に高血圧との関連は強く、「治療に抵抗性の高血圧」の原因としてSASが見落とされているケースがあります。降圧薬を飲んでもなかなか血圧が下がらない方は、SASの有無を確認してみる価値があるとされています。
こんな症状はありませんか?
SASの症状は睡眠中だけでなく、日中にも現れます。あなたや身近な方に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。項目ごとに丁寧に点検したい方は睡眠時無呼吸症候群セルフチェック13項目を、日中の眠気を客観的な尺度で測りたい方はSASセルフチェック|エプワース眠気尺度つきをご覧ください。
また、いびきそのものが気になっている段階ならいびきはなぜ起きる?原因・タイプ別対策・SASとの見分け方から、体型や顔の作りが関係するのか知りたいなら無呼吸症候群になりやすい顔つき・体型の特徴からお読みください。
睡眠中の症状
- 大きないびきをかく(特に不規則ないびき)
- 眠っている間に呼吸が止まっていると指摘される
- 夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
- 夜中にトイレに起きることが多い(夜間頻尿)
- 寝ている間に体が大きく動く、寝汗をかく
日中の症状
- 朝起きても疲れが取れない、頭が重い
- 起床直後から頭痛がある(特に後頭部)
- 日中に強い眠気が来る(特に食後や会議中)
- 集中力・記憶力が以前より落ちた気がする
- 慢性的な倦怠感がある
- 気分が落ち込みやすい、イライラしやすい
特に注目してほしいのが「起床時の頭痛」と「昼間の強い眠気」です。これらはSASに特徴的な症状で、「寝てもスッキリしない」という感覚が続く場合は、睡眠の質が大きく損なわれているサインかもしれません。
「いびきをかいている自覚はないが、他の症状は当てはまる」という方もいます。特に一人暮らしの方は無呼吸に気づきにくいため、日中の眠気がひどい場合は早めに専門医に相談することをおすすめします。
なぜ40代男性に多いのか
SASは男性に多く、特に40〜50代で急増します。その背景にはいくつかの明確な理由があります。
肥満・首周りの脂肪
SASの最大のリスク因子は肥満です。特に首周りへの脂肪沈着が気道を圧迫するため、首が太い方はリスクが高いとされています。男性は女性に比べて首周りに脂肪がつきやすい傾向があり、40代以降は基礎代謝の低下と運動不足が重なって体重が増えやすくなります。
BMI25以上の過体重・肥満の方は、SASのリスクが標準体重の方と比べて有意に高いことが複数の研究で示されています。「最近お腹だけでなく顔や首回りも太ってきた」という方は注意が必要です。
気道の構造的な問題
顎が小さい・後退している方、扁桃腺が大きい方、舌が大きい方は、そもそも気道が狭くなりやすい構造的な特徴があります。睡眠時には筋肉が緩むため、この傾向がさらに顕著になります。
また、鼻づまりやアレルギー性鼻炎があると口呼吸になりやすく、気道が閉塞しやすくなります。
アルコールと筋肉の弛緩
アルコールには筋肉を弛緩させる作用があります。就寝前の飲酒は喉の筋肉をさらに緩ませ、気道が塞がりやすくなるため、SASの症状を悪化させるとされています。「晩酌後はいびきがひどい」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
40代男性は仕事上の付き合いや習慣的な晩酌が多い世代でもあります。SASのリスクという観点からも、就寝3時間前からはアルコールを控えることが望ましいとされています。
男性ホルモンの影響
女性ホルモン(プロゲステロン)には上気道の筋肉を緊張させる作用があるとされており、閉経前の女性はSASになりにくいと考えられています。男性にはこの保護効果がないため、もともとリスクが高い傾向があります。
また、加齢とともに男性ホルモン(テストステロン)も低下していきますが、テストステロンの低下が上気道の筋力にも影響する可能性が研究されています。
診断の流れ
「自分はSASかもしれない」と思ったら、まずはかかりつけ医または睡眠専門外来に相談してみましょう。診断は主に2段階で行われます。
ステップ1:簡易睡眠検査(自宅でできる)
最初に行われるのが「簡易ポリグラフ検査」です。自宅で一晩、装置を装着して睡眠中の呼吸状態を記録します。指先にパルスオキシメーター(酸素飽和度を測るクリップ式の装置)、鼻に呼吸センサーをつけるだけで、入院の必要はありません。
検査結果から「AHI(無呼吸低呼吸指数)」という数値が算出されます。
| AHI(1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数) | 重症度 |
|---|---|
| 5未満 | 正常範囲 |
| 5〜15未満 | 軽症 |
| 15〜30未満 | 中等症 |
| 30以上 | 重症 |
参考:日本呼吸器学会「CPAP療法・関連機器使用マニュアル 第3版」
ステップ2:終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)
簡易検査でAHIが高い場合や、簡易検査だけでは判断しにくい場合は、入院(1泊)して詳細な検査を行います。これを「終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG:PolysomnograPhy)」といいます。
脳波・眼球運動・筋電図・呼吸・心電図・酸素飽和度など多くのデータを同時に記録することで、SASの重症度や種類を正確に判定することができます。CPAP療法の保険適用条件の確認にも、このPSG検査が必要になることがあります。
CPAP治療とは?
中等症以上のSASに対して、現在最も標準的な治療法とされているのがCPAP(シーパップ)療法です。「Continuous Positive Airway Pressure(持続陽圧呼吸療法)」の略で、就寝中にマスクを通じて一定の圧力をかけた空気を気道に送り込み、気道が閉じないようにする治療です。
実際の費用・保険の扱い・続けるためのコツはCPAP療法のリアル|費用・保険・続け方完全ガイドにまとめました。軽症〜中等症でCPAPに抵抗がある方には、マウスピース(スリープスプリント)という選択肢があります——違いと費用はマウスピース治療|CPAPとの違い・効果・費用・デメリットで比較しています。
CPAPの仕組みと効果
CPAP装置は、空気を一定の圧力(陽圧)で気道に送り込み続けることで、就寝中に気道が塞がるのを物理的に防ぎます。これにより、
- 無呼吸・低呼吸の回数が大幅に減少する
- 血中酸素濃度が安定する
- 睡眠の質が改善し、日中の眠気が軽減する
- 血圧・血糖値などへの影響が和らぐことが期待できる
効果を実感しやすい治療法のひとつとされており、「CPAP治療を始めてから朝のスッキリ感がまるで違う」という声を多くの方から聞いてきました。
CPAP治療の保険適用と費用
AHIが20以上と診断された場合、健康保険が適用されます(PSG検査またはそれに準じる検査が必要)。保険適用の場合、月1回の定期通院が義務づけられており、1か月あたりの自己負担は3割負担で2,000〜3,000円程度が目安です(装置のレンタル費用を含む)。
装置は病院・クリニックからレンタルとなるため、自分で購入する必要はありません。マスクや部品は数種類から選べるため、フィット感の良いものを選ぶことが継続のカギになります。
CPAP継続のコツ
CPAP治療の難しさは「毎晩マスクをつけて眠る」という習慣の定着にあります。保険適用を継続するためには月に一定日数以上(目安:月30日のうち70%以上)使用することが求められています。
継続のためのポイントをいくつかご紹介します。
- マスクのサイズ・種類を試す:鼻のみ覆うマスク(鼻マスク)、鼻の穴に挿入するタイプ(ピロー型)など種類が豊富。担当医・医療スタッフと相談しながら自分に合ったものを探す
- 圧力設定を主治医に相談:圧力が強すぎると息苦しさや口の乾燥を感じることがある。APAP(自動調整型)への変更も選択肢のひとつ
- 加湿器を活用する:乾燥による不快感が軽減される。多くのCPAP装置に内蔵加湿器オプションがある
- 装着したまま横向きで寝る:仰向けより気道が確保しやすく、マスクのズレも防ぎやすい
- データを確認する習慣をつける:多くの装置はスマートフォンアプリと連携できる。数値を可視化するとモチベーション維持につながりやすい
CPAP以外の治療選択肢
軽症のSASや、CPAPが合わない場合には、他の治療選択肢もあります。
- 口腔内装置(マウスピース):睡眠時に下顎を前方へ固定し、気道を広げる。歯科医院で製作する
- 外科的治療:扁桃腺肥大・鼻腔構造の問題が原因の場合、手術によって改善が期待できることがある
- 体重減少:肥満が主因の場合、減量だけでAHIが改善するケースも報告されている
生活習慣で改善できること
CPAPはあくまで症状をコントロールする治療法です。根本的な改善のためには、生活習慣の見直しが欠かせません。「何か自分でもできることをしたい」という方のために、日常的に取り組める対策をご紹介します。
体重を落とす(特に首周り)
肥満はSASの最大のリスク因子です。体重を5〜10%減らすだけでAHIが有意に改善するという研究結果が複数あります。「ダイエットはハードルが高い」と思う方も、まずは食後の軽いウォーキングから始めてみてください。
特に首周りの脂肪を減らすことが重要です。全身の脂肪を落とすことで、首周りの脂肪も自然と減っていきます。
就寝前のアルコールを控える
就寝3時間前以降のアルコールは、喉の筋肉を弛緩させてSASを悪化させるとされています。「お酒がないと眠れない」という方は、依存の可能性も含めて主治医に相談することをおすすめします。
横向きで寝る習慣をつける
仰向けで寝ると舌が重力で後方に落ちやすく、気道が狭くなります。横向き(特に左側臥位)で眠ることでAHIが改善するとされています。抱き枕を使ったり、背中に丸めたタオルを置いたりすると、自然に横向きを維持しやすくなります。
規則正しい睡眠習慣
睡眠不足が続くと、就寝時に深い睡眠(レム睡眠)が増えて筋肉がより緩みやすくなり、SASが悪化しやすくなります。毎日同じ時刻に起床・就寝する習慣を意識してみてください。
鼻づまりの治療
アレルギー性鼻炎や慢性鼻炎による鼻づまりがある方は、口呼吸が増えてSASが悪化することがあります。耳鼻科での治療を並行して行うことで、睡眠の質が改善するケースもあります。
よくある質問(FAQ)
Q いびきをかいているからといって、必ずSASなのでしょうか?
A.いびきをかいていても、SASでない場合もあります。いびきは気道が狭くなっているサインですが、必ずしも無呼吸を伴うわけではありません。ただし、大きくて不規則ないびきや、いびきの途中に「静止」する場面がある場合はSASの可能性が高いとされています。パートナーや家族から「呼吸が止まっていた」と言われたことがある場合は、一度専門医に相談することをおすすめします。
Q CPAP治療はいつまで続けるものですか?
A.SASの根本原因が解消されない限り、CPAP治療は継続することになるケースがほとんどです。ただし、体重減量によってSASが軽症化・消失した場合や、外科的治療を行った場合には、CPAP不要になることもあります。「一生続けるのが不安」という場合は、体重管理や生活習慣改善を並行して取り組むことで、将来的な離脱の可能性を高めることができるとされています。
Q どの診療科に行けばいいですか?
A.SASの専門的な診断・治療は「睡眠専門外来」「呼吸器内科」「耳鼻咽喉科」などで行っています。かかりつけ医がいる場合は、まずそちらに相談して紹介状を書いてもらうのがスムーズです。「睡眠外来」「睡眠クリニック」で検索すると近隣の専門機関を見つけやすいでしょう。日本睡眠学会のウェブサイトでは認定施設を検索することもできます。
Q 子供もSASになりますか?
A.はい、子供もSASになることがあります。小児SASの多くは扁桃腺・アデノイドの肥大が原因で、外科的切除によって改善するケースが多いです。小児の場合は成長・発達や学習能力にも影響が出ることがあるため、「いびきがひどい」「口を開けて寝ている」といった症状がある場合は小児科・耳鼻科を受診してみてください。
Q やせ型なのにSASと言われました。肥満じゃなくてもなるのですか?
A.はい、やせ型でもSASになることがあります。特に顎が小さい・後退している(後退下顎)、扁桃腺が大きい、鼻腔が狭いといった解剖学的な特徴がある場合は、体重に関わらず気道が閉塞しやすい状態になります。日本人はもともと顔の骨格上、欧米人と比べて顎が小さい傾向があり、体型が細くてもSASを発症しやすいといわれています。
まとめ:今日からできる3つのアクション
「いびきや昼間の眠気は体質だから仕方ない」と諦めていたとしたら、それはとても惜しいことかもしれません。SASは適切な診断と治療によって、多くの場合で改善が期待できる病気です。
今日からできる3つのアクション
- ①「いびき・無呼吸・昼間の眠気」のうち2つ以上当てはまるなら、かかりつけ医か睡眠外来に相談する
- ②就寝3時間前からアルコールを控え、横向きで寝る習慣を意識してみる
- ③体重が気になる方は1〜2kgの減量から始める。首周りの脂肪が減るだけでも睡眠の質に変化が出ることがある
「もしかして自分もそうかも」と感じた方は、ぜひパートナーや家族に「眠っている間に息が止まっていないか」を確認してもらうところから始めてみてください。早めに気づいて対処することが、あなたの健康を守ることにつながります。